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頭痛、腰痛、膝の痛み…あなたの体調不良の原因とは?
【こんな身体の不調でお悩みではありませんか?】
✔ 頭痛がする。
✔ 首の動きが悪く後ろを向けない。
✔ 肩、肘、手首を動かすと痛い。
✔ 深く呼吸をすると背中が痛い。
✔ 立っていたり、少し動くだけで腰がズーズー痛い。
✔ 膝が痛い。
✔ 身体の動きが悪く、硬く感じる。 など
なぜ不調が起こるのか?
人間の身体の構造から読み解きます。
人間の身体は60兆個の細胞がそれぞれ結びつき
パーツ、組織、器官を構成、システム化し、
動く肉体として存在しています。
最小単位の細胞の周囲には豊富な体液があり、
丁度田植え後の田んぼの光景、苗と水を思い浮かべると
イメージが湧くかと思います。
苗が細胞で水が体液です。
出典:kabuchan-farm.jp
出典:wakuwaku-days.com
細胞、組織、器官の周り何処を見ても豊富な体液があります。
皮膚の下から各器官の間はことごとく結合組織で埋め尽くされ
結合組織内には豊富な体液を含み、
常に一定の量を保ちながら全身をくまなく巡っています。
身体の中で部分的に体液が少しずつ少なくなり滞ってくると、硬さを感じます。
また、体液が多過ぎると腫れるという状態になります。
どちらも普通の状態ではなく異常状態です。
循環が悪いというと血液がと思いますが、
組織を支えているのは体液の循環です。
循環が停滞し始めると組織は元気を失っていきます。
しかし、最初の内は組織の体液が不足していることは、殆んど自覚しません。
体液が滞ると組織は元気を失い不調の原因を作り、
体調不良に発展していきます。
体表から触って、感覚から感じて、
特に筋肉と皮膚の下を埋め尽くす結合組織に硬さや、
身体が疲れやすくなることを通して、
組織の体液が少ないことを身体は訴えてきます。
筋肉が硬くなることで身体の不調が現れます。
【筋肉が機能を果たさなくなるまでのメカニズム】
集中的な疲れの継続… 筋肉は硬くなり深い所から硬く(凝結)なり始めます。
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硬くなった筋肉に更に疲労がたまり、年数を重ねてゆくことで次第に硬さを増してゆきます。
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早く凝結したところから硬さがやがて塊となり固定化します。
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固定化した筋肉と結合組織はその働きが鈍くなり休息体制に入ります。
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そして筋肉は収縮活動を休止し、眠る筋肉となってゆきます。
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感察(治療のため患部を触り、筋肉内の状態を推察する事)すると…
一見骨の様な感触で、収縮できない状態となり、機能を果たさない状態になっていました。
<こちらの記事では、筋肉の「造反する」性質について触れています。ご興味がおありの方はご一読ください!>
私の仕事は、筋肉と結合組織にしなやかな動きと柔らかさを取り戻すための力を注ぎ込み、動きを復活させることです。
力を得た組織は滞った体液の流れを徐々に活発に変え、組織はよみがえります。
筋肉と結合組織を復活させる事が、身体を治す事と密接に結びついていると考えています。
今年、この15年程身体を観察して感じた、上記の考えの一部を裏付けてくれる研究論文が発表されましたので、下記にて引用します。
ニュ-ズ・ウイーク 紙 抜粋
ヒトの器官で最大の器官が新たに発見される
2018年3月29日(木)14時20分
松岡由希子
ニューヨーク大学医学部を中心とする研究プロジェクトによって、皮膚を上回る大きさの新たな”器官”が見つかった
器官とは、多細胞生物の体を構成する単位で、その形態を周囲と区別でき、全体としてまとまった機能を担うものをいう。これまで、ヒトの器官で最も大きいものは、体重のおよそ16%を占める皮膚とされてきたが、このほど、皮膚を上回る大きさの新たな”器官”が見つかった。
従来、結合組織と考えられていたが…
米ニューヨーク大学医学部を中心とする研究プロジェクトは、2018年3月27日、科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で研究論文を発表。
「皮膚の下にあり、消化管や肺、泌尿器系に沿ったり、動脈や静脈、筋膜を囲んだりしている層は、従来、結合組織と考えられていたが、実は、体液を満たし、相互に連結し合う区画が、全身にネットワーク化されたものであることがわかった」とし、「これを間質という新たな器官として定義すべき」と世界で初めて提唱した。
体重のおよそ20%に相当する体液で満たされた間質は、強度の高いコラーゲンと柔軟性のあるエラスチンという2種類のタンパク質による網目構造で支えられており、臓器や筋肉、血管が日常的に機能するように組織を守る”衝撃緩衝材”のような役割を担っている。
また、注目すべき点として、体液の移動通路としての働きがある。この体液がリンパ系に流れ込むことで、いわば、免疫機能を支えるリンパの元となっているのだ。
✔ 整骨院・接骨院に通っても症状が改善しない
✔ 病院にいっても改善しない
上記のような方には、是非ご来院いただき、
ご自身の身体の不調の原因を知っていただきたいです。
ご不安な方は、お電話でのご相談も可能です!
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