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2014.03.07

ぎっくり腰

【事例】   ぎっくり腰

【治療期間】  平成26年1月6日から1月31日まで

【患者さんの年代、性別】    77歳  女性

【患者さんの来院エリア】   八千代市緑が丘

【発症原因】
  長年、母の介護をしていて、昨年、母が91歳で亡くなり、今年1周忌を迎え滞りなく終えた翌日1月6日、腰部に激痛が走り、身動きが出来なくなる。
  かかりつけの整形外科があり、知人に連絡し受診しようとしたが、その知人が、ご自分も何度か身体を治した経緯があり、当院の治療技術を知っていた事から、来院する。
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【施術経過】
 1月6日 
  身体をくの字に曲げて来院し、うつぶせになるのに1,2分かかり、苦痛の激しさは、並みの事ではなかった。
  背中から腰まで、筋肉はパンパンに張り固まり、右腰の筋肉内に、グツグツした感触の、傷を見つける。
  背中や、腰の傷周囲を緩めながら、傷の修復を行う。
  治療後、ご自分で、ゆっくりと立ち上がり、左右、前後に身体を動かし、腰に違和感があるが、動きを取り戻した。
  症状的には軽減されたが、傷はまだまだ変化して来ている訳ではないので、
  無理をしない事を前提に、出来る事はやってもいいですと言って、帰宅した。
 7日
  腰の傷は、水分が豊富で、グツグツした感触が強く傷に触れると痛みが強いため、
  傷の回復が進まない限り、治る事にはならないという事が、納得される。
  動きを取り戻した事で、自覚症状がなくなると治ったという解釈が一般的ですが、
  内部の傷の修復、回復を伴う事が、本来の治るという事です。
 8日
  背中や、腰の傷の周囲の筋肉が、少し緩み始め、身体の動きにゆとりが出てきて、
  傷自体も水分が少なくなり始め、しまり感が出てきて、治療の痛みが弱まってきた。
  自覚症状は全くなくなる。

 この時点で、通常は治療を終了する方が、殆んどです。
 しかし、ぎっくり腰を起こした時、動けなくなる事の恐ろしさを痛感、
 身体の手入れをしなければ、この先、安心して過ごせないと考え、
 硬い筋肉をより柔らかく良い状態にするため、治療を続行する。

 9日
  傷の感触がしまりを帯び、水分が少なくなってきた。傷の修復の傍ら、
  首や、肩、尻、下肢にも手を入れ、身体全体の調整を強める。
  人間の身体は全体で一つ、どこが悪くても、全身に及びます。
  怪我の箇所をかばう動きが、周囲に様々な影響を引き起こします。
しわ寄せを取り除きながら、前進のバランスを取り、身体全体を治す方向で、
  治療する。
10日以降
  傷の修復を主体に、全身の筋の回復を図る。
  日を追う毎に、身体の回復感を感じ、31日、ぎっくり腰の傷が若干残るが、
  治療を終了する。

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【施術を終えて】
 
  ”人間の身体は、全体で一個です。” 
  四足構造の骨格(四つん這いの骨組み、犬、猫と同じ骨組み)を持つ人間の身体は、
  二本足で立ちあがった時から、永遠の腰痛に悩まされる事になりました。
  いつも、いつも、腰を中心に、あらゆる筋肉が働き、人間の行動を支えています。
  その結果、腰に一番集中して、負担がかかる事になり、負担の限界が腰痛を引き起こします。
  日頃から、身体の手入れを心がける考え方が最も必要ですが、
  今現在の考え方は、全く身体に目を向ける事がない状態です。  

  今回のぎっくり腰の方も、筋肉の硬さが引き起こした事例かと思います。
  この方は、症状の回復が非常に早く、例外に近い事例かと思います。
  通常は、5日から1週間程度で、元の動きを取り戻せると思います。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。

店舗情報

【店名】
長尾施術所(旧 槇之内接骨院)
【電話番号】
050-5851-5863
【住所】
〒270-1402 千葉県白井市平塚364
【営業時間】
受付時間は設けていません。ご予約次第で柔軟に対応しますので、お気軽にお問い合わせください。
【定休日】
不定休
【駐車スペース】
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