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2021.04.19
筋肉を探る
人間の身体の動きはすべて、頭脳と筋肉が担当しております。
日頃、何気ない動きを、気にも留めず意のままに過ごし、
遣りたい事をやり、何不自由なく過ごしています。
しかし、身体が思うが儘に動くこの陰でしっかりと筋肉が働いています。
身体の中は、筋肉だらけなのに、なぜ自覚出来ないのでしょう。
日常生活の筋肉の使われ方は、緩やかな殆んどパワーを必要としない動きで意のままに動き、
無感覚の状態で身体が動くという動作だけが自覚されるため、筋肉の存在を感じない事になります。
日常生活の動きの中で、筋肉の存在は全く見当たりません。
筋肉の働きは、存在感を持たない範疇で活躍する様に出来ているからです。
筋肉が活躍し疲労が募ってくるに従い、筋肉が違和感を覚えます。
今まで思った瞬間に身体が反応していた動作
即ち、無自覚な動作がワンテンポ遅れるというか、
違和感のあるところに意識が留まり、思うように動かせない感覚が出てきます。
ここで初めて筋肉を意識します。
筋肉は異常状態になる事で初めて存在を現し自覚します。
活動自体に自覚が出ていると、自由な活動が出来ず、
身体が即反応するという動きに支障が出ると考えられます。
筋肉の異常を作る原因は何か。
それは体液の循環の滞りと考えます。
組織内を巡る体液の流潤の滞り。
この現象が組織末端を硬くさせる要因と考えています。
*苗が細胞、水が体液といったイメージになります。
元の柔らかい筋肉に戻す事で、細胞が活性化を取り戻し、慢性的な痛みが消えていきます。
※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。