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ぎっくり腰施術事例
【ぎっくり腰施術事例】
【施術期間】2024年2月24日~2024年2月29日
【症状例】ぎっくり腰
【患者様の年代・性別】 S.Sさん 40歳 男性
【患者様のご来院エリア】 千葉市花見川区幕張町
彼は、10年程前、交通事故に遭い、当施術所でむち打ち症を治した経緯があ
り、その経験から来所した。
来所時の状態
起立時、歩行時はまさに“くの字”そのもの。
身体を支えるにも腰に激痛が走り、足を運ぶ態勢を取るにも激痛、車から降り
る時も一苦労で、したたか時間をかけて玄関迄辿り着く有様です。全く気の毒と
しか言い様のない姿でした。
発症は、朝起きて立ちながらチョット咳をした時に、腰に激痛が走り、その後
動く事が出来なくなり身動きが取れなくなった。
《施術経過》
腰の筋肉に手を入れると、交通事故の時に受けた傷はきれいに治し、傷はな
い筈なのに、腰部の筋肉内に少し時間の経過した損傷の傷があり、その傷が新
たに破損した状態で、
「この古傷は、前回の事故のものとは違うよね?」と尋ねると、
「あの後からまた事故に遭いました。」
「今回は、その時の傷が騒ぎ出した様ですよ。」
古傷内に新鮮な傷が混在していて、それが激痛を引き起こしている状態。
頚部、背部、腰部にその後の事故で受傷したと思われる古傷が点在。
兎も角、激痛退治に取り掛かりました。
古傷内にグツグツした新鮮な傷があり、触れると悲鳴を上げる。
しかし、筋肉の傷を修復するには少なからず痛みを伴うため、我慢して貰うし
かありません。
一言、“筋肉を治療するには必ず“痛みを伴います。”不具合な患部に手を入れ
るからです。“筋肉内に手を入れて初めて筋肉は回復の動きを始めます。” 自力
では回復しません。
初日は、55分の治療、30分の休憩を入れて、もう1回55分の治療をし、
痛みは少し改善されたが腰はまだ伸びず、回復の時間を与える事で筋肉の修復を
進め、
2日目来所時、痛みは少し軽減するもまだ腰は伸びず、55分の治療をし、30
分の休憩を取りもう1回55分の治療に取り掛かる時、彼の腰はすっかり伸びて
痛みが少し残るも殆んど回復し、本来の動きに近い身体の動きを取り戻しまし
た。
3日目は55分の治療で全く支障なく日常の動きを取り戻しました。
ぎっくり腰は通常、7回位が治療の目安ですが、お人によっては早まる方、遅く
なる方がいます。
但し、機能が回復し、自覚症状はなくなっても、筋肉内の傷は残念ながら元通
りに修復されてはいません。この事を自覚の上、治療を終了します。
彼もまた、6回の治療で一応終了です。