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右肩後ろの激痛 4
【右肩後ろの激痛 HAさんの症例 その4 】
【治療期間】2014年6月28日
【症状の訴え】 右肩が激しく痛い。右腕を動かせない。
腕を下げても右肩の後ろに激痛が走る。
激痛で呼吸がしづらい。寝返りも打てない。
【患者さんの年代・性別】 16歳 男性
【患者さんのご来院エリア】 我孫子市 船戸
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《治療経過》
28日 12:30 1回目
身体の急激な動きに対しては、右肩の後ろの傷が痛み、
気を許す事は出来ないが、通常の動きはゆとりを感じるまでになる。
首の筋肉は、少し硬さを持ち、手を入れると、痛みが強く出る。
背中の筋肉の緩みが進み、腰は、硬さを持つ筋肉がまだ大きいが、
治療のリアクションが、段々小さくなる。
肩は、激痛を発した範囲が狭まってきて、限局的になる。
傷の軋み感はまだまだあるが、内部に、硬さを持った筋肉が、手に触れる。
今回、激痛を伴う怪我の元となっているものです。
28日 14:00 2回目
傷の奥に潜む、硬い筋層が動く様に、仕向けながら、
傷の修復を丹念に行う。
傷の軋み感が、変化してくれば、修復の進み方も、
早まると思われる。
身体の動きは、右肩周囲を除いては、普通に戻っている様です。
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【治療を終えて】
強烈な痛みの自覚症状があり、回復の見込がどう立つか厳しい状況でしたが、
幸いにも順調な経過をたどり、普通の状態に戻る事が出来ました。
自覚症状がなくなれば治ったと普通に考えますが、
しかし、自覚症状がなくなる事と、治るという事は、
全く違う事です。
なぜなら、内部に症状を引き起こすものが、厳然として残っているからです。
本来は、その元をなくす事が、本当に治るという事です。