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腰痛
【腰が痛い YYさんの場合】
【治療期間】2015年2月11日から13日まで
【症状の訴え】1週間程前から、腰が痛く、
寝てもいられない程、痛みがひどくなった。
【患者さんの年代・性別】 69歳 男性
【患者さんのご来院エリア】 船橋市 丸山
【原因】体調を崩し、寝る事が多くなり、前々から腰痛の気があったが、
日毎に痛みが強くなり、寝ている事も出来ない程苦しくなった。
我慢も限界に達し、来院する。
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《治療経過》
2月11日、腰部にある身体を支える筋肉は、固まる様に硬く凝結し、
全くしなりのない、パンパンに張っているという表現がぴったりくる状態で、
歩く事も、身体を動かす事も容易ではない事が、頷ける。
先ず、脊椎の両側にある筋肉に手を入れ、少しずつ筋肉がゆるむ様に仕向け、
徐々に手を入れる場所を腰部全体に広げ、筋肉に揺さぶりをかける。
最初は何処に手を入れても激痛が走り、その痛みに耐えていたが、
そのうち治療痛が変化しだし、核心部分は激痛があるものの、
表層部から徐々に緩みが出てくる。
治療を終え、立ち上がって腰を左右に動かし、
「先生、すごく楽になりました。」
すんなりと歩いて帰りました。
12日、来院し、顔を見るなり
「先生、まだここが痛くて、」
と腰を指さし、自由がきかない事に不満そうで、
昨日の動き辛い状態を忘れていました。
「治療して今日で何日目。簡単には回復しないよ。」
と、言葉の掛け合いを楽しみながら、治療に入る。
腰の核心部分は、まだ激痛です。
ご本人は、無言です。じっと我慢です。
腰部は勿論ですが、背部、大腿部、下腿部と、
関連部のポイントに手を入れ、治療を終える。
起き上がり、身体を左右、上下に動かし、
「昨日より楽になった。」
と、大変うれしそうです。
13日、今日は普通の動きで、来院する。
手を入れると、核心部分は痛みが強いが、緩みが出ている所は苦しくない様で、
腰を中心に、身体全体に手を広げ、調整を加えながら、
硬くなっている所を、緩めてゆく。
治療後、起き上がり、身体が自由になっている事を確認し、
「明日から体調不良の検査で、入院します。」
「病院から抜け出られる様でしたら、また来ます。」
と言って、お帰りになりました。
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【治療を終えて】
腰痛の持病を抱えた方が、長い時間寝ると、きまって腰が痛くなります。
硬い筋肉が、動かない事で余計に固さを増し、痛みが増大します。
何事によらず、硬くなった筋肉は要注意です。