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2016.09.30
【ある来院者】③
S.Y氏
職業 医師 男性 46歳
住所 大阪 和泉市在住
この方のお話は 25年程前にさかのぼります。
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平成24年7月、突然彼から電話があり、
「手が痺れて治らないから、是非見て欲しい。」という事で、
大阪和泉市からまた通院する事となりました。
医師として患者さんを診療中、
「何時も不自然な体勢でパソコンを使っていた事で、腕がだんだん変な感覚になり、痺れ出してきた。」との訴えで、頸部から腕にかけて筋肉の負担が極度につのり、それが原因で痺れを引き起こす事になり、痺れ出してからの時間経過が長い事が症状を悪化させる事になったと考えられます。
手の痺れを改善するには、
「短期集中で密度の濃い治療を行った方が、改善が早いと思います」
と言ったのです1、病院のスケジュールの都合からか、
通院の最初は3週間に一度、1日2回を2日間という治療で、
なかなか改善が図られなかったのですが、半年程かけて漸く痺れの解消を見ました。
この時は、既に1時間の治療設定が行われていた事から、1回の治療は1時間です。
また、宿泊は主に、当院から近い千葉ニュータウン駅の傍のホテルが使われています。
その後は、身体の調整回復と彼の持病の腰痛の改善に取り組み、ここ最近は治療の感覚も狭まり、毎週大阪の和泉市から通院、1日3回、2日間という日程で、治療を行っています。
時々彼は、「長尾流の治療は…」、「金沢の先生はこう言っていた。」とか、私に解説を求めます。
彼の中に、今でも“父”は生きているのだとつくづく思いました。
私もそう思われる存在になれればと思います。
※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。