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<ギックリ腰>S.Mさん 70歳男性 会社員の方の治療実績
S.Mさん 年齢70歳 男性 会社員 印西市木刈在住
主訴
ギックリ腰をやりました。身体を支えているのが苦痛です。腰が非常に痛い。
今山梨の清里で養鶏場を作っていて、現場の狭い所で重いものを持っての作業で、腰が痛くなったかなと思ったらどんどん痛みがひどくなって、仕事ができなくなりました。3月27日に養鶏場の完成検査があるのでどうしても早く仕事に復帰したい。
治療方法を訪ねると「今日と明日だけ休みを貰いました。時間がないので早く良くなる時間が長いのでお願い致します。」
インターネットで調べて55分コース(患部を直接変化させる深い治療)がある事をご存じでした。ギックリ腰は通常、仕事に復帰するまで7回程見て戴くのですが2日間しかないので、30分の休憩を挟んで1日2回行う事で治療を始めました。
原因
長年の作業負荷による腰部の負担の蓄積と筋損傷の繰り返しによる悪化の助長で、腰部の筋肉が硬く凝結している事による。
症状
強い腰部痛、支えなしで立つ事が難しい、歩行困難か
初診時の身体状況
腰部痛を訴えるが、本人は何処が悪いのかわからない。
腰の筋肉に手を入れ、腰の状態は本人が訴える程ではないと感じる。
非常に柔らかい性質の筋肉の持ち主で、回復が早いのではと思われた。
右腰に何度もぎっくり腰を起こした跡があり、傷を保護する様に硬い筋肉が周囲を固めている古い筋損傷(所謂、古傷)が何本もあり、腰を痛めた時にその都度治療を受けたとの事ですが、治療によって変化した形跡はなく、余り回復の様子は見られない。
腰の悪い個所を示し、「これらを治せば腰はよくなりますよ」
筋肉に回復させる力を生み出す様に仕掛け誘導し、また、筋肉自体も直接変化する様手を入れ、1回目の治療を終える。
筋肉の表情からすると「痛みがなくなったような感じがする。」
立ち上がり腰を動かして「あっ、痛くない。楽っ。」と言いながら表にタバコを吸いに行きました。
2回目を始める時、「座っていて立ち上がる時痛みがちょっと出ます。」との事。
2回目は筋肉のタッチが少し緩やかで、「少し変化した様ですね。治療の痛みが違うでしょう。」というと、ご本人もその自覚があった様で「さっき程痛くない。」との返事で、明らかに回復変化がありました。
2日目も同じ様に手を入れ筋肉の変化が一段と進み、この方の筋肉のしなやかさは治療をする者にとって非常に有利に働く事を痛感させられました。
治療を終え、喜びの顔を見せて戴き、本当にこちらも幸せを感じた瞬間です。