【神奈川県】大倉山均整院2013.12.05
胃の調整法
12月に入り、世の中はクリスマスのイルミネーションで彩られ、
人々は仕事は大詰め、様々な忘年会は続き、色んな行事があり家族サービスもしなければならず、心身ともに疲労困憊する時期であります。
そんな中、やはり飲み食いがたたり、胃腸の調子が思わしくない方たちが多くなるようです。
そこで今回は自分で判断でき、操作できる知恵袋(救急対処法)をお教えします。
「胃」
1.<胃酸過多(胸焼け)>・・・胸椎7番と関係します。自分で操作するには机やテーブルなどの角で(市販のU字型押圧棒があればそれで)丁度、左右両方の肩甲骨の一番下を結んだ脊柱(背骨)の左指三本分の所に軽く圧をかけてあげていれば治まってきます。
2.<胃炎>・・・胸椎5番と関係します。胃酸過多の解消法と同じ方法で、先程の位置から指三本分上の背骨を跨いだ右側を背骨の方に向けて2分位”圧”をかけていると治まってきます。
3.<胃痙攣>・・・仰向けになって頭の後ろで両手を組みます。頭を上へ引き伸ばしながら、腹をぐっと上げて顎だけを左右に動かすような気持ちで首を左右に2、3回動かしているうちに沈静してきます。
4.<胃下垂>・・・仰向けになって両膝を密着させたまま体と膝が直角になる所まで両膝を曲げる。そして両膝をくっ付けたまま右側の方に倒して、倒 しきったら元の位置に戻します(これを何回か繰り返す)。また、仰向けで一旦、両足を伸ばし、右脚だけ曲げて浮かして股関節を中心に内側へ回す(右脚の み、回すのは内側だけ)。
*これらはあくまでも”救急対処法”であり、これさえしていれば良いというわけではありません。やはり症状が酷い場合は病院で診てもらって下さい。
長くなってしまったので、「腸」に関しての知恵袋は次回、お教えしたいと思います。
↑の様な症状でお困りの時は是非、やってみて下さい。
【福岡県】NORAKU の楽2013.11.30
【福岡県】NORAKU の楽2013.11.30
【神奈川県】大倉山均整院2013.11.21
ロコモティブシンドローム
街の街路樹や近所の山ではかなり色づき、あともう少しで見頃を迎えそうです。
もうそろそろ、冬将軍もお出まししますね。
先日、”健康運動指導士”の更新講習会へ行ってきました。
皆さんは”健康運動指導士”という資格をご存知ですか?
簡単に述べますと、皆さんの健康を維持して頂く為の運動プログラムを作成する者が”健康運動指導士”です。そしてそれを皆さんに実践して頂くよう指導していくのが”健康運動実践指導者”といいます。因みに2つとも厚生労働省の外郭団体です。
そして先日の講義の中で”ロコモティブシンドローム(略:ロコモ)”という言葉を耳にしました。
”ロコモ”とは骨や関節、筋肉、動きの信号を伝える神経(運動器)などが衰えて「立つ」「歩く」といった動作が困難になり、要介護や寝たきりになってしまうこと、または、そのリスクが高い状態のことをいいます。
”ロコモ”の症状では「腰が痛い、膝が痛い」といった運動器の不調を訴えたり、明らかに骨が脆くなったり筋肉の衰えが顕著になったり、そのことで日常生活で不自由を感じ始めると危険域になるそうです。
”ロコモ”の要因としては、
1.「バランス能力の低下」
2.「筋力の低下」
3.「骨や関節の病気」 *骨粗鬆症・変形性膝関節症・脊柱管狭窄症
などが上げられます。
ロコモ度テストなどありますので、お試し下さい。https://locomo-joa.jp/check/test/
そして、その”ロコモ”にならない為にはどうすれば良いのかというと、運動器の機能低下を早めに予防すること、つまりバランス能力の改善や歩行訓練など運動器の継続的な活動が重要ということになります。またそれは骨量の低下を防ぐことにもなり、願ったり叶ったりですね。
当院では、体の歪みの調整だけでなく、その方の為の運動指導、更にストレッチ教室なども開催しております。”ロコモ”テストでちょっと気になる方がいらっしゃいましたらお気軽にご相談下さい。
(参照/引用): 健康運動指導士「基礎講座」、WEB「ロコモチャレンジ!推進協議会」