【神奈川県】県央治療院2014.04.24
【東京都】TIS整脚センター2014.04.24
【静岡県】はまな整体院2014.04.24
【神奈川県】フェリーチャ鍼灸治療院2014.04.23
子宮筋腫のおはなし
乳ガンと並んで、近年増えている子宮筋腫についてお話します。
【現代医学的考察】
子宮筋層( 粘膜層(ねんまくそう)・筋層(きんそう)・漿膜層(しょうまくそう) ) = 全て平滑筋(へいかつきん)から発生する良性の腫瘍とされており、30代前後より増え、閉経すると発症率は低くなります。この為月経をコントロールするホルモン、エストロゲンの影響ではないかと言われております。
・粘膜下(ねんまくか)ー出血し易い・ガンになりやすい
・筋層内(きんそうない)ー最も多い
・漿膜下(しょうまっか)ー無症状・大きい
【東洋医学では】
肝の働き
1・血を貯める臓器
2・疎泄作用(そせつさよう)(中医)気血の流れをスムーズにして隅々まで行き渡らせます。
肝実証( かんじっしょう )( 陰実(いんじつ) )とは
血が熱せられる→冷える→お血→肝実お血・その他肺虚肝実証(はいきょかんじっしょう)・脾虚肝実熱証(ひきょかんじつねっしょう)と いう流れになります。また外邪(がいじゃ)(主に風・寒のよるもの) =「風」はウィルスによる疾患、「寒」は細菌性による疾患です。
肝実熱証(かんじつねっしょう)とは、現在は多くはストレス性が原因です。
腎虚肝実(じんきょかんじつ)とは腎臓の津液(しんえき)不足(体液・虚熱の発生)→肝臓に派生→お血の発生→筋腫(この場合は難治)
まとめますと
もともと「肝」「腎」の弱い体質の人(内因)や、外部要因としては、ストレスは胃にたまり肝臓へと移ります(外邪)。
金(肺)は木(肝)を克します( 脾胃(ひい)が正常に働かないと肝臓がよく働きません )。
よって、子宮に血液が送れなくなります。
【神奈川県】フェリーチャ鍼灸治療院2014.04.23
腎臓病のおはなし
腎臓病についてお話しです。
【現代医学的考察】
腎不全・慢性腎不全。急性腎不全。腎性急性腎不全・腎性骨異栄養症・糸球体疾患・ネフローゼ症候群・膜性腎症、糸球体腎炎・糖尿病腎炎等よくもまあ、これだけの病名をつけたものだ、と思うくらいのかずであります。まず、働きをみてみましょう。
①血液の濾過・再吸収により尿の生成。
②体液の調整
③血圧の調整
④エリスロポエチン(赤血球の産生)の産生とされている。
更に、副腎では、髄質でアドレナリン、ノルアドレナリン、ドパミン等の分泌、皮質では、数種類のステロイドホルモン(糖代謝・電解質代謝・性ホルモンの調整)の分泌があります。さて、勉強は良いのですが、異常が出た場合にはいったいどうやって治療をしていったらよいのでしょうか。街のお医者さんから専門医、大学病院に回されていくのが普通のパターンかと思われます。
【東洋医学では】
①腎は水に属し、冬の臓器である。
②精を蔵し精は、志を舎す(集中力・成し遂げる力)
③腎精は骨を作り滋養する(認知症にも関係する。)
④津液の貯蔵(1番きれいな体液)
これは、陰陽のバランスとして心臓から出た温かい陽気と肺の気で循環され、命門の気として、腎臓に貯めてある腎精と混じり、命門の気となり各臓器に送られます。特に此の、温かい精気は、胃腸及び膵臓・脾臓の動きを活発にいたします。これが、いわゆる元気の源であり、生命活動の元であります。
その他、腎の悪い人の特徴としては、顔の色が黒ずんでいる(日焼けの黒さではありません。艶がない)。耳の外輪が黒ずんでいる。または、耳鳴り、よく聞こえない。骨が弱くなる。早くボケやすい。若禿げ、白髪、髪に艶がない。性が弱い。子供を産めない。また、成長ホルモンに関係しておりますので、小人症、巨人症の原因にもなります。
また、膀胱とは表裏の関係にあり、腎が弱ければ膀胱も弱り、膀胱が病むならいずれ腎臓も病んでまいります。いずれにせよ、腎臓を患うことは致命的です。腰が痛い、元気が出ない。小便の出が悪く、頭が痛みしかも疲れやすい。こうした、症状のある人は、要注意です。
○腎虚症 腎陰虚症(熱証)
①津液 (体液)の不足……いわゆる腎臓病で各臓器を冷やすことができなくなるために、虚熱の発生の為、微熱寝汗、うわ言等。
②津液 (体液)の過剰……いわゆる水太り。
○腎陽虚症(寒症)エネルギーなし(高齢者に多い)
冷え、疲れ加齢によるあらゆる症状。