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2017.05.20

ペルテス病

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

皆さん、ペルテス病って聞いたことありますか?ペルテス病とは、小学生くらい(6~12歳くらい)の活発な男の子に多い病気です。

太ももの骨(大腿骨)が骨盤にはまりこ込む様に関節して股関節を形成しているのですが、太ももの骨が骨盤にはまり込んでいる部分を大腿骨頭(だいたいこつとう)といいます。大腿骨頭は丸い形をしている為、股関節の動きはかなり広範囲です。肩の次に自由度の高い関節です。

ペルテス病は、その大腿骨頭への血流が悪くなり、大腿骨頭が壊死してくる病気です。なぜ血流障害が起こるのか分かっていません。早期に見つけて治療を開始しないと、いろいろな後遺症が残ってしまいます。ペルテス病は、歳が若く、壊死が小さいほど治りやすく、12歳前後で発症すると骨頭の変形などの後遺症が残りやすいです。また、小さい時は影響が少なくても中高年になったころに変形性の股関節症になる方も多いです。

ペルテス病を見つけることはかなり難しいです。なぜならペルテス病の症状が他の股関節周辺の病気の症状とほぼ同じだからです。歩きが変だったり、股関節の痛み、大腿骨頭の病気なのに膝や膝に近い太ももの前面が痛いなどは、股関節に異常がある場合どの病気でも同じ症状が現れます。発見するのにいろいろな精密検査を行いますので、気になるようなら専門の病院などの大きな病院で検査した方が早期に発見出来ると思います。しかし、いま話した症状が出たとしても焦らないでください。単に股関節に炎症を起こしているだけの場合もあるので、1週間程様子を見て、それでも改善が無いようでしたら病院で診てもらいましょう。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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