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痛みの出る仕組み
こんにちは。
はる整骨院 院長 相馬です。
皆さん、なにかしら体の不調をかかえていると思います。外傷(怪我)のように原因のハッキリしているものでなく、肩こり、腰痛、膝痛などのような慢性的な痛みの出る仕組みをついてお話ししようと思います。
慢性的な痛みの出る原因として、骨格、筋肉、姿勢が大きくかかわってくると私は考えています。この3つはそれぞれが影響しあっているので、1つ1つ説明するよりも一連の流れとして説明していきたいと思います。
体の歪み、体の不調があり医療機関や整骨院で治療をしたことがある人なら言われたことがあるのではないでしょうか?人の体は大なり小なり歪みがあります。この歪みが大きいと痛みとして現れる場合が多いと思います。
歪みとは解剖学という学問から見た正常な骨格の位置、その正常な位置からズレが生じている状態です。このズレは誰にでも起こっています。骨格の歪みは日常生活を送っていくなかで、人それぞれですが、体に少しずつ負荷がかかり、それが積み重なった結果骨格に歪みが生じます。
姿勢の悪さ(猫背など)は骨格に歪みを起こします。姿勢の悪さは筋肉に影響されます。人は皆、無意識にですが楽な体制を取ります。背中が丸まって来たり、腰が曲がってきたり、がに股で歩く様になるのは、筋肉低下により、その体勢の維持がままならなくなるからです。逆に筋肉が発達しすぎても歪みは起こるので、筋肉低下だけが原因ではないです。そのため筋肉が伸びきってしまったり、固くなってしまったりして、筋肉が上手く動けない状態になります。
筋肉が上手く動けない状態になると、骨格に歪みが出始めます。筋肉は骨にくっついています。骨がズレてこないように筋肉が支えているのですが、筋肉が上手く動けないので、骨を支えてきれなかったり、骨を引っ張りすぎたりして骨格が歪んできます。
ここまでは、姿勢→筋肉→骨格の順に話してきましたが、この逆もあります。骨格の歪みが原因で筋肉が余計に働いてしまい上手く動けなくなりして姿勢が悪くなる。悪循環ですね。
この骨格、筋肉、姿勢の悪循環が強くなってくると、体に痛みとして症状が出てきていると考えています。
長年の悪循環の積み重ねによって歪んでしまったものを良くしていくのは大変な作業になります。
はる整骨院では、患者さんにしっかりとこの悪循環のお話しをさせてもらい、すぐに良くなるのは難しいと理解頂いたうえで治療を開始します。骨格を調整し土台が整って来たら、筋肉をほぐして、悪い姿勢にならないよう簡単なエクササイズをしてもらい、改善を図っています。
すぐに良くなる訳ではありませんが、1回の施術で体の変化は実感して頂けると思います。痛みのない良い状態が1日でも長く続くよう、日々の治療に励んでいます。
どこに行っても中々良くならないと悩んでいる方がいましたら、是非一度、船橋のはる整骨院にご相談ください。