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2017.06.29

腎臓のお仕事

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

今日は、腎臓の働きについてお話しします。

腎臓は尿を作っているだけではありません。私たちの体を正常な状態に維持するため、いろいろな仕事をしています。腎臓はお腹の左右に1つずつあり、主に尿を作ることで体液のバランスを調節してくれています。 腎臓の仕事といえば尿の生成です。腎臓に血液が流れ込み血液をろ過することで、尿の元になる元尿を生成します。元尿は1日に約200㍑作られます。かなり多いですね。とりあえずなんでもかんでもろ過して元尿にしているので、こんなに多い元尿が作られます。そして体に必要なものは体に再吸収して、体に必要のないもの、体内で過剰になったものは、そのまま尿になり体外に排出されます。

血圧の調整にも腎臓がかかわっています。老廃物などのろ過をするため腎臓には血液が流れ込んでいますが、その圧力が強すぎると腎臓としては困ってしまうので、自分でも入り込んでくる血圧をコントロールしているのですが、同時に全身の血圧の調整をしてくれと中枢神経に連絡しています。

血液を作るよう指令を出すことも腎臓の仕事です。正確には赤血球を作るように骨髄に指令を出しています。全身の血液は必ず腎臓を通るので、赤血球の量や状態などをチェックしていて、足りてないと判断したら、エリスロポエチンというホルモンを分泌して、骨髄に赤血球を作るよう指令を出しています。

強い骨を作るための手助けもしています。何度かブログ書きましたが、骨を強くするためにはビタミンDが必要です。ただビタミンDがあればいいわけではなく、活性化されたビタミンDが骨の代謝を助けています。ビタミンDを活性化しているのが腎臓と肝臓です。

このように腎臓の仕事は多岐に渡ります。糖尿病などで腎不全を起こしてしまうと、体に影響してくるのは分かってもらえると思います。腎不全を起こす病気はいくつかあります。その病気を気を付けるだけでも腎臓を守ることに繋がります。

腎臓のお仕事に感謝ですね。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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