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2017.05.19

応急救護

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

誰もが外出先で急患に出くわす可能性が無いとは言えないので、今日は応急救護についてお話ししようと思います。

外出先で倒れてる人に出くわした時、ビックリしてしまいその場を離れたくなると思います。そんな場面に居合わせてしまったら私も同じように思ってしまうでしょう。ですが、そこは勇気を出して「大丈夫ですか?」と呼びかけましょう。その行動で1つの命を救うことが出来るのです。

倒れてる人がいたら、まずは声をかけましょう。呼び掛けに反応しないようなら、肩の辺りを軽く叩きながら、もう一度声を掛けます。それでも反応が無いなら、周りのいる人に手助けを求めます。「手を貸して」「救急車を呼んで」「AEDを持ってきて」なんでも構いません、1人でやるよりはずっと良いです。どんどん周りの人を巻き込みましょう。必ず手を貸してくれるはずです。

意識が無いことを確認したら、呼吸や脈の確認を素早くしてください。ここからは時間との勝負です。呼吸や脈が無ければ心停止と判断して胸骨圧迫(心臓マッサージ)を始めます。心臓が止まっていると蘇生出来たとしても、脳へ血が回らず脳にダメージを残す可能性があるので、全身に血液を送るため胸骨圧迫をします。

胸骨とは、胸の真ん中、鎖骨と鎖骨の間からみぞおちにかけて細長く平べったい骨が胸骨です。胸骨圧迫の方法は「胸骨を強く圧迫する‼」それだけです。いろいろ細かくやり方はあるのですが、緊急の現場では、私も含め素人がそこまで考えられるとは思えません。なので、胸骨圧迫をする状況なったら…

「胸骨」を「強く」「早く」「絶え間なく」「圧迫する」

これだけで良いと思います。1つ付け加えるなら「強く」は胸骨を折るくらいの強さで圧迫をかけましょう。中途半端では全身に血液が巡りません。骨は安静にしていればくっつきますが、命は戻りません。

胸骨圧迫は、かなり大変な作業なので周りの人と交代しながら「絶え間なく」続けましょう。そうこうしているうちに、AEDや救命士さんが到着するはずです。それらが到着しても指示があるまで、または準備が出来るまで胸骨圧迫は止めずに続けます。

ここまで頑張ったら、あとは医療機関に任せて大丈夫でしょう。お疲れ様でした。

街中で倒れてる人を見つけてしまったら、誰しも一歩引いてしまうと思います。ですが、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。それで救われる命があります。

かなり介つまんだ応急救護の説明でした。もっと詳しく知りたい方はお住まいの地域で応急救護のセミナーを探してみてください。無料でやっているところもあるようです。

最後にもう一度…倒れてる人を見つけたら、勇気を出して「大丈夫ですか」と声をかけてみましょう。

 

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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