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2017.06.24
バセドウ病
こんにちは。
はる整骨院 院長 相馬です。
今日は、バセドウ病についてお話ししようと思います。
バセドウ病は、別名:甲状腺機能亢進症といます。名前の通り甲状腺の働きが活発になり、甲状腺ホルモンの分泌が増え、身体にいろいろな症状を引き起こす病気です。以前、歌手の綾香さんやサッカーの本田選手が、この病気の治療をしていたので知っている方もいると思います。
バセドウ病は、自己免疫疾患という病気です。自己免疫疾患とは、ウイルスや細菌から身体を守ってくれている免疫システムが何らかの原因により、自分の身体を攻撃してしまう抗体を作り出してしまう病気です。甲状腺ホルモンは、甲状腺ホルモンの分泌を増やしなさいというホルモンにより分泌を調整していますが、この抗体が甲状腺に刺激をあたえ甲状腺ホルモンが過剰に分泌されてしまいます。
甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、さまざまな症状があらわれます。甲状腺は首の全面に存在します。喉仏の付近ですね。甲状腺への刺激が続き甲状腺が腫れてしまい、首が太く見えたり、眼球が飛び出しギョロ目になります。甲状腺ホルモンは体の代謝を上げる作用があるので、いくら食べても痩せていく、多汗、疲れやすいなどの症状をおこします。
周りからは常にやる気に溢れ、エネルギッシュに見えると思いますが、本人はクタクタに疲れていることになります。常に活動モードなので身体は疲弊していきます。
やる気に溢れ、太らないのであれば良いような気もしますが、常に活動モードでいることは心身共に疲弊していきます。休めるときに休まないと身体は悲鳴をあげます。上記の症状に心当たりがあれば一度医療機関で診察してもいましょう。
※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。