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外反母趾
こんにちは。
はる整骨院 院長 相馬です。
今日は、外反母趾についてお話ししようと思います。
外反母趾とは、足の親指が付け根のところから外側に向かって変形し、歩行の衝撃だったり、靴との摩擦で親指の付け根に炎症をおこす疾患です。炎症がひどくなってしまうと足をつくたびに強い痛みがあり歩くのもままならなくなります。
足の骨は歩くときなどの衝撃を和らげるために弧を描くような形になっていて、これを足底アーチといいます。足底アーチは、親指側(内側縦アーチ)、小指側(外側縦アーチ)、親指の付け根と小指の付け根の間(横アーチ)の3つがあり、足にかかる衝撃を和らげています。
歩くとき足の裏に均等に体重がかかることが理想なのですが、外反母趾になってしまう人のほとんどが足の内側に体重がかかりやすく親指側のアーチが崩れてしまっています。そのため親指の付け根に衝撃が集中してしまいます。このような歩き方をしていると横アーチも崩れてきてしまい足の横幅が広くなる開張足という状態になります。歩くときの衝撃で親指は外側に押され、足の横幅が広がることで親指の付け根のが出っ張ってしまい外反母趾になってしまいます。
外反母趾は治らないと思っている方が多いと思いますが、そんなことはありません。足の中の筋肉を緩め、骨格を矯正することで足のつき方を変えてあげれば、痛みが出ないようになります。しかし、曲がってしまった親指を真っ直ぐにするのは難しいです。長年かけて曲がってしまうものなので、治療をしていても3割くらいしか形が戻らないです。
骨格がズレてしまい体重が足の内側にかかってしまうことで、歩けば歩くほど外反母趾が強くなってしまい、痛みが出てくるとかばうような歩き方になってしまい、余計に外反母趾になりやすい歩き方になってしまう悪循環に陥ります。骨格矯正、足の中の筋肉を緩めるマッサージ、歩き方、セルフケアで大概の痛みは解消出来ます。
外反母趾で悩んでいる方は、ぜひ一度はる整骨院にご相談ください。