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2017.06.05

擦り傷の処置

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

一昨日の土曜日に、私の子供が通う小学校の運動会がありました。お休みを頂き、我が子やミニバスケットボールの教え子達の応援に行って参りました。とても良い天気で最高の運動会日和でした。

私の子供は、徒競走では3着でしたが、最後のリレーでは第1走者に選ばれて1位でバトンを繋ぐ活躍を見せてくれました。親としては嬉しい限りです。我が子だけでなく、バスケの教え子達もたくさんいたので応援しがいのある運動会でした。

運動会で子供達も良いところを見せようと頑張っていたので、勢い余って転んでしまう子供達も何人かいて、膝に大きな絆創膏を張って、痛いだろうに頑張って競技を続けていました。子供に怪我はつきもので、ウチの子もよく擦り傷を作って帰ってきます。そんな時の擦り傷の処置法を簡単にはお話しします。

私が小さい頃は、擦り傷には赤チンが定番でしたが、なにやら良くないものが入っていたらしく販売中止になってしまいましたね。昔の常識がいろいろ変わって来ていますが、擦り傷の処置も少し変わって来ています。

擦り傷の消毒では、市販の消毒液を使われてる方も多いと思いますが、傷口の消毒で消毒液はあまり使わなくなっています。市販の消毒液は開封したあとバイ菌が容器の中でも増えてしまいます。開けてすぐは消毒の効果はあるでしょうけど、しばらく使っていなかった消毒液はバイ菌だらけになっているので、消毒液で消毒しているつもりがバイ菌を傷口に吹きかけていることになってしまいます。それに、皮膚を守っている菌を殺してしまうので、今では消毒液は使用しないというのが常識になっています。

どのように傷口の汚れを取るのかというと、流水で洗い流しましょう。水道水で構わないので、水をジャージャー出して傷口にかけます。擦ったりはしなくていいので、流水で洗い流します。それだけで十分消毒出来ます。

傷口を良く流したら、傷口の処置をしますが、昔は乾燥させる様なことをしていましたが、今は乾燥させない様に処置をします。ちょっと高いですが、キズパワーパッドのような絆創膏が効果的です。普通の絆創膏だと乾燥してしまうので、絆創膏をはがすときに治りかけてきた傷口の膜を一緒にはがしてしまい、それを何度か続けるとかさぶたが出来てしまいます。かさぶた出来ないように治して行くのが今の治療です。

擦り傷の処置は、昔とは変わっていますが、知らない人は多いと思います。たかが擦り傷ですが、子供にとったらとても痛い怪我です。早く治してあげたいと思ってしまいます。参考になればと思いお話しさせて頂きました。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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