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2017.04.25

腱鞘炎

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

今日は、腱鞘炎についてお話しします。腱鞘炎と言われて一番に思い付くのは、手の親指側の手首に痛みが出てくるものを思い浮かべると思いますが、腱鞘(腱が通るトンネルのようなもの)があるところであれば、どこでも痛み(炎症)が出る可能性があります。腱鞘とは、手や足の指を動かしている筋肉の腱がスムーズに動ける様にしていたり、その腱がどっかにいってしまわないようにしています。なので、手首周辺や足にも腱鞘炎を起こす可能性があります。

ここでは、手の親指側の手首に痛みを起こす腱鞘炎について話そうと思います。

腱鞘炎とは、腱が通るトンネルと、そこを通る腱の摩擦で炎症が起こってきます。親指をよく動かしていたり、手を握り込んだ状態で手首を動かしているとなりやすいです。要は、使いすぎですね。日常生活での使いすぎの他に、テニスの様な手首に負担のかかるスポーツや産後のママさんたちにも多い症状です。授乳の際、子供の頭を支える時に手首に負担がかかっているのと、産後の女性ホルモンのバランスが乱れているのも原因になってきます。

腱鞘炎の炎症が強いと、ちょっと動かしただけでも痛みが走ります。ママさん達の中には手首が痛くて、子供を抱っこしてあげられない人もいらっしゃいます。炎症が起きているかは、痛みのあるところを左右触ればすぐに分かります。痛い方の手首は暖かいです。暖かくなっていれば、氷でアイシングすることで痛みが和らぐこともありますが、根本的は親指、手首の使いすぎなので、今まで通り使っていると、また痛みが強まってきます。

あまりにも痛い場合は、整形外科や整骨院に行き治療してもらいましょう。整形外科さんでは酷い状態だと痛み止めで痛みのコントロールをしたり、場合によっては腱鞘を切っる手術を行います。そこまでではなくても痛みが強いと固定をして親指、手首に制限をかけて使いすぎを防ぎます。炎症が治まって来たら、腱鞘と摩擦を起こしている腱の筋肉をマッサージやストレッチなどで緩めていって改善を図るのが一般的な治療になります。

親指にしても、手首にしても日常生活で使わないのは不可能です。一度腱鞘炎になった方は、また腱鞘炎になる可能性が高いので、親指、手首を使いすぎた日は、腕のマッサージやストレッチ、手首のアイシングをしっかりして、日々のケアを心がけましょう。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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