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2017.05.02

足関節捻挫

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

今日は、足関節捻挫についてお話ししようと思います。

足関節捻挫は、大人から子供まで、スポーツをしているしていないに限らず起こってしまう怪我ですね。しかも、しっかりとした治療をしないと癖になり、何度も同じ所を捻挫してしますという人も多いのではないでしょうか?足首は体を支えている土台です。その周辺に異常が残ってしまうと、徐々に膝、腰、背中、肩、首にまで歪みが生じてきます。たかが捻挫と甘く見ないで、ちゃんと治療していきましょう。

足首周辺には小さい骨がたくさんあり、それを繋いでいる靭帯もたくさんあります。足を捻ったり、捻ってなくとも変な体勢で足をついただけでも捻挫を起こすことがあります。捻挫とは1度の強い力で靭帯を伸ばされ、靭帯に傷が入り痛みや腫れ、内出血などの症状が起こるものです。

足関節捻挫の中で1番多いのは、つま先を引っ掛かっけてしまい、外くるぶし周囲を伸ばされる内反捻挫と言われるものが大半です。その他に足を外側に強く捻ってしまうと内くるぶしの下にある靭帯で捻挫を起こします。

捻挫を起こしてしまったら冷やす。間違いではないのですが、氷を用意している間に足首を両手で押さえ圧迫をかけましょう。冷やすことも大事なのですが、圧迫も重要です。捻挫をすると腫れます。それは炎症反応といい、怪我をした場所を治すために行われる体の正常な反応です。捻挫をして壊れた細胞を取り除いたり、修復に必要なものを運んできたりしているのは、血液なのです。炎症を起こすと、そこに血液が集まってきます。それ自体は悪くないのですが、血液が集まり過ぎて強く腫れてしまうと、壊れてない細胞が圧迫され正常な細胞まで壊れてしまいます。捻挫した場所に必要な分だけの血液が集まればいいので、圧迫をかけアイシングをするのです。

しっかりと圧迫をかけアイシングを行ったら、一度医療機関、整骨院で診てもらいましょう。強く捻っていると、筋肉や靭帯のくっついている骨が引き剥がされ骨折を起こすこともあるので、病院や整骨院で診てもらいってください。

骨に異常が無ければ、捻挫の治療になります。引き伸ばされてしまった靭帯は中々元の状態には戻りません(元々伸びる様な組織ではないので)。しかし、伸びたままでは、捻挫をした時と同じ形になりやすいので、また捻挫を起こしやすくなってしまいます。癖とはつまり靭帯が伸びたままになっている状態です。

捻挫を起こした足の形とは逆に足首を持っていき、包帯やサポーターで固定をします。そうする事で靭帯が縮んだ状態で修復が始まるので、伸びたままになるのを防ぐことが出来ます。

体の修復は時間のかかる作業ですが、足首は立った姿勢では体の土台です。また捻挫をしないように、また体の他の部分に負担がかからないように根気よく治療していきましょう。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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