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2017.05.24

運動会で1番に!

こんにちは。

はる整骨院  院長  相馬です。

陽気も良くなり、いよいよ運動会シーズン到来ですね。私の中では運動会といえば秋なんですが、最近は5月6月に多いようですね。

運動会といえば、徒競走です。子供達も親も盛り上がる種目だと思います。足の早い子の見せ場ですね。しかし、足の早い子だけの見せ場じゃありません。ちゃんとした走り方を身につければ、今まで1番になれなかった子達でも1番になれるかもしれません。子供達は、ほぼ完成されている陸上選手ではないのです。ちょっとしたキッカケを与えてあげるだけで、1秒2秒簡単に早く走れる事もあります。なので、「今日は運動会で1番に!」を目標に走り方についてお話ししようと思います。

走り方のポイントを3つと、それらを十分に発揮出来るように、重要なことを1つお話しします。

1つ目のポイントは、「肘を引く!」です。腕を振るのではなく、肘を後ろに大きく引くことが大事になります。走る時に腕を振って走りますが、腕を後ろに引いたとき肘が伸びてしまう子供達が多いように感じます。肘は90°に曲げ、その形のまま大きく動かすのが理想です。まずは肘を大きく引くことを意識させてください。その場で腕振り練習、大きく肘を引くことをやってみましょう。大事なのは腕を振る(引く)のではなく、「肘を引く!」です。

2つ目のポイントは、「ももを高く上げ、素早く下ろす!」です。地面を強く蹴った方が早く走れそうですが、そうでもありません。ももを腰の高さくらいまで上げ、素早く下ろすことで、その力はしっかりと地面に伝わり体を前に進めてくれます。その場で、もも上げの練習をすると良いと思います。地面を蹴ることを意識せず、「ももを高く上げ、素早く下ろす!」を意識させましょう。

3つ目のポイントは、「体を真っ直ぐに!」です。走るとき体は前傾していますが、前傾の状態で真っ直ぐです。背中が丸まっていたり、アゴが上がって前に出ていたりする子供達が多いです。体を一本の棒だと思い、アゴを引き、目線をいつもより1㎝上に上げて走ると良いでしょう。背中が丸まっていたりすると、地面を蹴り、腕を振って、増幅させた力を分散させてしまいます。作り出した前進方向への力を無駄にしないよう「体は真っ直ぐに!」走りましょう。

この3つのポイントがしっかり出来れば、簡単に1秒くらいタイムが縮まります。さらにもう1秒早く走れるように、重要なことを1つお話ししましょう。

重要なのは「リラックス」することです。どのスポーツでもそうですが、緊張し過ぎたり、気負い過ぎたりすると体に余計な力が入ります。そうすると、体をスムーズに動かせなくなってしまいます。走る直前に、深呼吸したり、体をブルブル揺らしたりして余計な力を抜きましょう。もっと簡単にリラックスできる方法があります。それは「笑顔」です。にっこり笑うことで全身の力みが適度に抜けます。徒競走のスタート前に、なにか声をかけ笑わせてあげると良いかもしれませんね。

私も一児の親なので、別に1番になれなくても子供が頑張っている姿が見れれば満足なんですが、どうせなら1番に…なんて思ってしまいます。

運動会で良い結果を出すことで、子供達の笑顔を作るお手伝いが出来ればと、走り方のポイントを書き出してみました。私の子供の学校も6月に運動会があります。皆さん、子供達と一緒に運動会を楽しみましょう。

※当サイトで紹介している効果・効能については個人差のあるものであり、必ずしもそれを保証するものではありません。
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