訪問日記
脳梗塞と鍼灸治療
私たち在宅リハビリ 訪問マッサージ アクアでは脳梗塞・脳血管障害後遺症に特化した治療を行なっています。
○脳血管障害とは、
脳梗塞や脳出血などの病気のことで、それが原因で生じる後遺症を脳血管障害後遺症といいます。脳の細胞が死んでしまうため、片麻痺などの運動障害や感覚障害が起こる場合が多いです。
運動障害では思ったように体が動かせなかったり、力が入りにくい、ふらつく、筋肉がどんどんと硬くなってしまうという症状などがあります。
また触られている感覚がない、熱いものや痛みを感じない、自分の手足ではないような気がする、という感覚障害も引き起こることがあります。
他にも、うまく話すことができないなどの構音障害、会話を理解することができない失語症、嚥下障害や認知障害、意識障害などが現れる方もいます。
脳血管障害後遺症は発症した日からの期間によって「急性期」「回復期」「維持期」に分けられ、治療が早ければ早いほど回復の可能性が高くなります。
○鍼灸 マッサージ
私たちは鍼灸やマッサージなどの方法を用い、これらの症状にアプローチしていきます。
鍼灸治療はWHO(世界保健機関)にも効能が認められている治療法で、脳血管障害後遺症にも効果があるとされています。
鍼やお灸をすることによりかたまった筋肉や関節をやわらかくし、麻痺による拘縮などの改善・予防を行ないます。
また全身の血流を良くしたり、神経などに直接刺激をすることにより運動障害や感覚障害を引き起こしている神経を覚醒させるよう働きかけます。
東洋医学では”陰陽”や、体を構成している大切な要素”気・血・水”などの考えがあります。
鍼灸を行なうことによりこの”陰陽”や”気・血・水”といったもののバランスを整えることで自律神経の調整、うつ予防、体調管理などを行なうことができ身体の内面からの改善もはかることができます。
鍼灸治療は、患者様一人一人の体質・生活習慣などを考え、それぞれにあったオーダーメイドの治療を行なうことができるので、普段のマッサージやリハビリ、お薬などと併用していくととても効果的でオススメです!