訪問日記
はりきゅうってどんな効果があるの?
熊本、大分で被災された方々に深くお見舞い申し上げます。
東京でも東日本大震災から5年が経過しました。連日の地震の報道を聞くと、身体の奥底に嫌な感じが蘇ります。
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今回のブログは…
「脳梗塞の後遺症にはりきゅうは効果があるのでしょうか?」
こういう質問をよく耳にします。
答えは、もちろん「効果はあります!」です。
というわけで、はりきゅうとは、どういうもので、何の効果があるのかお伝えしましょう(*’-')b
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前回の訪問日記でも取り上げた脳血管障害(脳梗塞・脳出血・クモ膜下出血等)ですが、
その後遺症として、片麻痺や痺れ、筋肉が硬くなるなど身体に現れる症状と、感情の起伏の激しさや言語障害などが有ります。
そんな脳血管障害を東洋医学では、どのように考えるのでしょうσ(゚・゚*)?
まず、身体が正常に、思った通りに動くためには全身の気血の流れが滞りなく流れている必要があると考えます。
後遺症である片麻痺では、脳梗塞によって気血の流れに滞りが起こり、手足の動きが悪くなっていると考えています。
はりきゅうによって動きが悪くなっている手足などの気血の流れを改善させ、動きやすくなるように治療を行うのです(¨*)(・・*)
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また医学的に証明されている根拠として…
☆生体機能調整作用
組織や期間の機能を回復させる作用が、症状により異なる働き方で起こることがわかっています。
・疼痛やけいれんなど → 鎮静作用により、機能が異常に高まっている状態を抑える作用
・痺れ、運動麻痺といった神経や臓器の機能低下 → 興奮作用により働きを活発にする作用
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☆血行作用
症状が起きている患部と健康な部分を使い分けることで、下記のような作用が働くと考えられています。
・肩こり、筋肉痛、動脈硬化など → 血管を拡張させ、血行を促す作用
・関節炎などの炎症 → 患部に集まっている血液を健康な部分に移動させることで、炎症を鎮める作用
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☆免疫力の活性化作用
白血球を増やすことで、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。
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また、リラックス効果も非常に高く、後遺症による感情の起伏の激しさも緩和できます。
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このように、はりきゅうは身体にいいことが沢山ある治療方法で、施術後に運動などリハビリを行うと非常に効果が期待できますヾ(@⌒ー⌒@)ノ
はりは痛い、お灸は熱いとお思いの方、ぜひ一度お試し下さい。
実は、非常に気持ちいい、心地よいに変わりますよ(^^)!
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今回は夜の東京タワーを撮ってみました(‘-’*)